グレイトリムプレコの繁殖1 卵の紹介

いつもオオツカ熱帯魚をご利用頂きまして誠にありがとうございます。
当店ではエンゼルフィッシュ以外の色々な熱帯魚についても繁殖の研究を進めています。

特にナマズの仲間はまだ繁殖例の少ないグループですが、今回はグレイトリムプレコ(L264)の
繁殖に成功しましたのでデータを作っている最中ですが、その一部を公開します。
レポラカンティクス属のプレコは繁殖例が少ないので貴重なデータです。
第1回目は卵の状態の紹介です。

■グレイトリムプレコの卵
グレイトリムプレコの卵

卵は他のプレコと同様、直径約4mmほどの大きな卵を産みます。
親魚は10-12cmほどでしょうか、親魚に近いサイズで購入して2年半ほどの飼育で成功しました。
卵はキングタイガープレコとほぼ同じくらいのサイズですが、グレイトリムはヒパンシストルス属などの
小型プレコよりも一回り、大きくなるので産卵数はその分、多く産む傾向と言えるでしょう。

卵の色は淡い黄色、与えている餌によっても多少の差は出ると思いますが、私がキングタイガープレコの
繁殖記事を執筆したピーシーズのプレコニアNo.2にインゴ氏のデータがありますが、卵の色は
ほぼ同じなのでこのような色合いが基本と考えて良いと思われます。

次回は餌を食べ始めたばかりの稚魚をご紹介したいと思います。

■繁殖データ 記事一覧
No.1 グレイトリムプレコの産卵データ
No.2 グレイトリムプレコの稚魚データ その1
No.3 グレイトリムプレコの稚魚データ その2
No.4 グレイトリムプレコの幼魚データ

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