A.エンゼルフィッシュの品種にもよりますが、背鰭や臀鰭、胸鰭の付け根にあたる部分が赤く充血している場合、エロモナス症の初期症状である可能性が高いといえます。 そのまま放置しておくと、松かさ病やポップアイ症になってしまう恐れがありますので注意が必要です。
エロモナス症の発生は亜硝酸濃度の増加や濾過槽などの汚れが原因となるケースが多く、充分な濾過と定期的なメンテナンスを行い予防するのが大切です。 充血程度の初期症状では水換えの回数を増やし、水槽を清潔にすることで自然治癒することも多いと言えます。 心配の場合は抗菌剤のオキソリン酸が主成分の魚病薬、パラザンやグリーンFゴールドリキッド、フラン剤のエルバージュやグリーンFゴールド顆粒などを使って頂くとよいでしょう。